
診療内容
内科と耳鼻咽喉科どちらを受診すればいいの?
例えば風邪をひくと、発熱したり、頭痛、のどを痛めたりと様々な症状が表れるため、「何科を受診したら良いのだろうか?」と判断に困 ってしまう方も多いと思います。
そのようなときは一つの目安として、「喉が痛い」「鼻水が止まらない」など、特定の症状が強く表れている場合は、その専門科を受診するのがおすすめです。
咳、たん、身体がだるいなど、呼吸器や全身症状の場合は内科を受診するのが良いでしょう。
中耳炎
Otitis media
耳の奥には鼓膜があります。その鼓膜のすぐ内側が「中耳」であり、そこで起こる炎症全般を指して「中耳炎」と呼びます。
小さなお子様が起こす「急性中耳炎」が一般的にはよく知られていますが、それ以外にも「滲出性中耳炎」「慢性中耳炎」「好酸球性中耳炎」などがあります。
原因や症状、また治療法はそれぞれ異なります。また、中にはほとんど症状なく進行するものもあります。
蓄膿症
Empyema
鼻の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる空間が片側に4つあります。この空間は小さい穴で鼻に通じています。かぜやアレルギー性鼻炎などをきっかけに、副鼻腔に炎症が起きる状態です。「副鼻腔炎」ともいいます。急性期では鼻づまり、嫌なにおいのする膿の様な鼻汁、頬・鼻・額の痛み、発熱などの症状を認めます。痛みなどの症状が改善した後も、なかなかすっきりしないという場合には炎症が慢性化している可能性がありますので症状が長引く時には注意が必要です。
アレルギー性鼻炎
Allergic rhinitis
本来異物を体内に入れないための防御機構である、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが病的に起こる病気です。体がある物質を異物と認めると、それから身を守ろうとして抗体が作られます。再び鼻から異物(抗原)が入ってくると、粘膜内の抗体が抗原抗体反応(アレルギー反応)を起こし、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが発現します。抗原になりやすい物質は、ハウスダスト、ダニ、スギやヒノキを代表とする花粉、犬や猫などのペット、カビなどです。
めまい
Dizzy
ご本人にとってはつらく、不安も多く、生活に支障をきたします。耳が原因のめまいが多いのですが、放置して置くと命にかかわるめまいや障害が残る中枢性めまい(脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など)の鑑別が重要となります。中枢性を疑った場合には早急に基幹病院にご紹介致します。
耳鳴り
Tinnitus
「耳なり」は、大部分が、外耳や中耳、特に内耳や聴神経の何らかの異常による難聴に伴って聞こえるものです。これははぼ、内耳(蝸牛(かぎゅう))の聴神経(有毛細胞)や聴神経の障害によって起こると考えられています。障害によって聴細胞や聴神経が異常に興奮し、その興奮が耳なりを起こすのです。
喉の痛み
Sore throat
のど(喉)の痛みは、何らかの原因でのどに炎症(咽頭炎、扁桃炎)が起こっているサインです。のどは常に外界と接しており、呼吸や飲食などにより粘膜に刺激を受けやすい部分です。粘膜は刺激を受けると、身体を守るために炎症反応を起こし、赤くなったり、腫れたりします。これにより飲み込むときの痛みや乾燥・異物感、発熱などが出ます。
おおかわ耳鼻咽喉科クリニックは、地域に密着した耳鼻咽喉科として皆様の健康をサポートしております。
みみ・はな・のど・めまい(花粉症・耳鳴り・のどの痛み・アレルギー等)についてお困りの時は、お気軽にご相談下さい。
